自分が入ったお店が良いお店であるかを判断する一つの材料として、ひとつ大きな要因があります。それは店員さんが楽しそうに働いているかどうか。
これは食べ歩きが好きな人であれば、大部分の人に共感してもらえる部分ではないでしょうか。
その点においてこのお店は良好で、炭火焼担当の方(マスターかな?)が肉やら魚やら、チーズやらバナナ!?やらといろいろなものを炭火で焼いているのですが、それがとても楽しそうでした。
カウンターに座りちょうどその様子が目の前で見える位置におりましたが、楽しそうに料理されている様子は印象的でした。
そんなスタッフさんもワイワイと楽しそうなお店は、代々木八幡駅から少し歩いたところにある「ビストロとサカバ TAKE」さん。
枕詞が「ワインと和酒と炭火焼」ということで、「あ、居酒屋さんなんですね」ということが分かりますが、もう少しお洒落に言うとフレンチ・イタリアンをベースにした居酒屋さんという感じでしょうか。
パテ・ド・カンパーニュや海老パン、アヒージョ、パスタと各国料理ございますが、それぞれなんちゃって♪な出来ではなく、それぞれしっかりしていて中途半端な創作料理屋さんとは一線を画しています。
アヒージョはニンニクがかけら丸ごと入っていましたが、これがなかなかに美味しくて、箸で崩せるくらい煮込まれています。おそらくニンニクだけ最初に大量に煮込んでいるんでしょうね。
パテ・ド・カンパーニュは鴨と豚(だったような)を使ったものでした。冷たい状態だと少し塩っぽいかと感じましたが、少し常温に戻してあげると脂が溶け始めてバランスがよくなりました。
パスタはこの日は渡り蟹のクリームパスタでしたが、これが渡り蟹の出汁がものすごく出ていてかなり美味。ゆで加減もちょうど良く腕の良さが良く分かる一品でした。
うめぇ。
我々が頼んだこの皿が最後の一皿だったようで、そこからは鹿肉のミートソースに変わります!
ということで、まさかのパスタ二品目(笑)
こちらも美味しゅうございました。鹿肉の少しの獣っぽさってミートソースとか濃いめの味に入れるとアクセントになって良いですよね。
そしてデザートにプリン!
かなり乳脂肪率が高かろう!という滑らかなプリンで、バニラがかなり聞いているのでバニラアイスクリームを食べているような感じにもなります。
この日はワインをボトルで頼んだのですが、日本酒のそろえもよく、枕詞に「和酒」と入っていることも納得です。お酒に関してはものすごくマニアックでも有名すぎでもなく、美味しいものをバランスよくそろえている印象です。
本当は違う店に行こうとしていてそちらに振られたので、たまたまこちらに伺ったのですが非常においしゅうございました。
ごちそうさまでした(^人^)
0 件のコメント:
コメントを投稿