2012年1月23日月曜日

大洋盛 大吟醸

昨日、お友達のお家で手巻き寿司会やってたのですが、それに持っていった日本酒。
渋谷の東急Food Showで買いました。あそこは色々買ってしまう魔窟ですねf^_^;)
ちょうど酒屋に蔵元の大洋酒造の人が来てブースを作っていて、試飲させてもらいました。


お米は山田錦と五百万石を掛け合わせて作った越淡麗。未だ越淡麗のお酒は飲んだことなかったので、興味ありました。



して、そのお味は…



フルーティで淡麗ですっきり、でも米の味わいが感じられます。友達はイチゴの香りがすると言っていました。
大吟醸酒らしく、後味がすっきりしていてご飯と食べても邪魔しません。
うん、美味しいです(๑´ڡ`๑)




で、このお酒、購入する時に色々根掘り葉掘り蔵元の人に聞いたのでそれを紹介します。

大吟醸酒とは精米歩合が50%以下のお酒に醸造アルコールを添加したものなのですが、なぜ精米歩合の高いお酒に混ぜ物をするのかわからなくて蔵元の人に聞いてみました。


その答えはこんなの。
・歴史を紐解くと600年前からやっていて腐らないようにすることが目的だった。
・今は香りがや味わいを引き立たせるために入れる。料理で言うと塩の役割でしょうか。
・また醸造アルコールを入れることによって後味がすっきりする。新潟の人は酒飲みなので、まったりとした味の強い味よりは、すっきりした肴に合う味が好まれるそうです。新潟の多くのお酒には醸造アルコールが添加されているそうな。



へぇぇぇぇ(๑• .̫ •๑) ✧
勉強になる!

ちなみにアルコール添加はアル添と略してました。

僕もアルコール添加にはいいイメージがなかったのですが、実はこのアル添はすごく難しい作業なのだとか。
米を蒸したり、米を洗ったりする作業は失敗しても後の工程で調整できるらしいのですが、このアル添だけは失敗したら取り戻せないそうです。
そらそうよね、液体の中に液体の入れるんやもんね。

しかも毎年どれだけ添加するか、どれを添加するのか、は毎年の出来によって変えるそうです。その辺りは杜氏さんの判断なんですね。うむむ、奥深いぞアル添。
ちょっとこれから大吟醸酒も飲んでいこうかと思います。


このお酒自体も美味しかったのですが、それ以上に蔵元の人に話がきけて印象に深く残るお酒になりました。
また同じ蔵元のいろいろなお酒を飲ませてもらったおかげで、五百万石と越淡麗の違いも少しだけわかった気がします。ブラインドテイスティングは出来ない自身はありますが(`・ω・´)キリッ



そんな訳でこの大洋盛、色々知れて、非常に経験値の上がった一本になりました+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚
大洋酒造のお兄さん色々教えてくれてありがとうー!

しかし、最初このブログはシュークリームを中心に書こうと思っていたのに、何時の間にか日本酒ブログになっているwwww


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